2016年11月29日火曜日

memo

とても暗いお知らせがご丁寧に届いた、このひどく寒い日に。本当に嫌だ。自分ができることは日々お祈りすることぐらいしかないようなので、祈り続けるしかない。

very small iPhone from Shenzhen


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2016年11月20日日曜日

SWITCHの「クリエイターのサバイバル術」にインタビュー出てます

自分がフォローしてる全snsで告知してて、もういいよ感ありますが、SWITCH今月号の「クリエイターのサバイバル術」にインタビュー出てます。
自分のやってることをガビンさんが注目してくれることとか一生ないと思っていたので素直に嬉しかったです。

インタビューのとき色々な話をしたのですが、その中でも恩師である三上さんが脳に関する作品を作ろうと思った時、今までのやり方だと表現できないからコンピューターを使うようになったのではないかというエピソードがあり、ガビンさんも最近の自分が直にDNAを触るようになったことに、三上さんのそれと似たような面白さを感じてくれてみたいで、やっと過去の自分の作品を越えれたような気がしてそれも嬉しかったです。

今メインでやってるチキンのオスメス判定実験なんですが、仕事のあと、大体週に2日とかですが、若松河田のTwinsまで行って、めちゃくちゃ学生に気を使いつつ実験して、しかも判定でるのに時間掛かるし、自分の生物学に関する知識は追いついてないで、我ながら何つー面倒なことをやっているんだというプロジェクトなので、こういう形で注目してくれる人がじりじり増えるのは素直に喜ばしいことです。

しかしtwitterでガビンさんもツイートしてましたが、こういう創作を日々行っているわけだし普通にアーティストなんだと言い切って良いような気がしてきました。

今月号のSWITCH(古舘伊知郎が表紙)内の伊藤ガビンさんの連載コラム「クリエイターのサバイバル術」にインタビューを載せて頂きました〜。自分がこのコーナーに出れるとは。嬉しい… ガビンさん、たださんありがとうございました。


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2016年11月7日月曜日

書肆神保町

今日、書肆神保町というイベントに行ったら久々にデザイナーの千原航さんにお会いすることができた。5年ぶりくらいか。千原さんは多摩美術大学造形表現学部で「妄想」と「現実ゼミ」という実験的なデザインの授業を行っていて、一度ゲストで呼んでもらったことがきっかけで知り合った方である。
(「妄想」の授業については、CBCNETにあがってる記事が細かくリポートしてるなと思ったけど、ライターがやんつーだった)

ゲストで行ったのとは別に授業も一度見学させてもらっていて、その時の授業内容は野中モモさんとばるぼらさんをゲスト講師として招いてzineについてのどっぷり語ってもらうというものだった。大分ディープなzineの話を色々聞かせてもらったのだけど、最近自分が作品で本を作ろうと思ったきっかけにこの授業は少なからず影響していて、このタイミングで千原さんにお会いすることができて、何かしら有難い引きのようなものを感じた。

私が最近やってるチキンの性判定のプロジェクトやiPhoneの画面キャプチャのzineについても知って下さっていて、しかもお褒めの言葉も頂き感激してしまった。千原さんはへその緒のケーブルの作品を面白がってくれていて、クローネンバーグに送った方が良いとアドバイスをくれたこともあった。

勝手に「妄想」「現実ゼミ」を解釈すると、「妄想」はデザインの可能性を広げるための思考実験をするための場で。「現実ゼミ」の方はデザインをやるならば社会というものは切り離すことができないもので、社会を認識させた上でデザインで発信することの意義、みたいなものを教えていたんじゃなかろうか。社会というのは、会社とかそういう枠内の話ではなく、もっと広義な意味での社会を学生に意識させていたように思う。

この授業も来年造形表現学部がなくなるから終わってしまうらしい。勿体ないな、また多摩美外でも良いので授業を見に行きたい。